桜 日本人にとって切っても切り離せない花 桜は日本の国花なの?
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桜
日本の花といえば「桜」
おそらくほとんどの日本人が思いますよね。
『日本の心』と言っても言い過ぎではないはず。
それほど桜は日本人にとっては感慨深い花。
淡い桃色の花を見ると心が和みます。
そしてはらはらと散る儚さは、何ともいえませんよね。
そうだよね!だから桜は日本の国花だよね。
と、言いたい所ですが・・・
実は日本の法律で定めた国花というものはないんですね。
ただ、日本の象徴としての花は「菊」
「あ~っ なるほど」と思いましたか?
菊は皇室の紋章として使われていますよね。
そして、神社、日本のパスポート、国会議員や弁護士のバッジなんかも菊です。
なので、日本の花は?と問われれば「菊」なのですが、
多くの日本人にとって、日本の花といえば「桜」ですよね。
だから桜も菊も日本の花という事で一般的に認識されています。
桜の原産地はヒマラヤ近郊と言われていますが、いつから桜は日本人に愛されていたのでしょうか。
奈良時代には花といえば桜より梅だったようです。
それが平安時代に桜の人気が高まり、花といえば桜を指すようになったんですね。
ところで、世界の国ではどんな国花があるのでしょう?
参考までにご紹介しちゃいます。
イギリスはバラ。
オランダはチューリップ。
ロシアはひまわり。
何となくわかりますよね。
実は必ずしも花とは限らなくて、樹木とか木の実、穀物なんかもあるんですよ。
例えば
イエメンはコーヒーの木。
イスラエル、キプロスはオリーブ。
スロベニアは小麦。
スロバキアはジャガイモ???らしいです。
いずれにしても、桜は春の訪れを感じさせてくれる花。
寒い冬が終わりを告げ、気持ち的にもワクワクしてしまうのではないでしょうか。
私達が一般的に見る桜の品種は「ソメイヨシノ」という品種なのですが、何と日本だけで桜の種類は600種類もあるようです。
代表的な「ソメイヨシノ」という名前の由来ですが、漢字で書くと「染井吉野」。
江戸時代の後期に、江戸の染井村の植木屋さんが「吉野桜」の名で売り出したことが始まりです。
染井村の吉野桜で「ソメイヨシノ」になります。
あと「四季桜」って知っていますか?
春以外にも花が咲くんですよ。
四季というと春夏秋冬それぞれに花が咲くイメージですが、花の咲く時期は春と秋の2回。
年中、花や葉がついているので四季桜といわれています。
秋といえば紅葉ですよね。
その時期に、「桜」と「紅葉」が同時に見る事が出来たら、感動ですよね。
そんなコラボが楽しめる幻想的なスポットはこちら
→ 紅葉おすすめスポット 桜と紅葉を同時に見るこの場所
チェックしてみてくださいね。
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