Hello！　 最初の出会い

こんにちは。
はじめまして。

気になるトピックスをキャラクターを通して紹介しています。

漫画を読むように、または絵本を読むように、気軽に読んでもらえると嬉しいです。

今回は、登場人物のキャラクター達の出会いからサクッと紹介しますね。

 

 

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サクラ　  ：　あら、ネムゾウ君、何処に行くの？

ネムぞう：　あっ！サクラちゃん！うん！今からウルさんの所に行くんだよ。

サクラ　 ：　ウルさん・・・？ウルさんて誰なの？

ネムぞう：　ウルさんはね、全国を旅して回っている人なんだけど、今この街に滞在しててね。
この前友達になったんだー。う～ん、友達というか色々物知りな人で先生みたいな感じかな。

サクラ　 ：　ふ～ん、そうなんだ。旅しているって・・・

ネムぞう：　色々目的があるみたいだね。話していると楽しくて勉強になるんだ。

サクラ　 ：　ふ～ん・・・ねぇ、ねぇ、あたしも行ってもいいかしら？

ネムぞう：　もちろんいいと思うよ。とてもやさしい人なんだ。

 

 

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ネムぞう：　こんにちは、ウルさん。

ウル　　 ：　やあ！ネムゾウ君。

サクラ　 ：　キャーぁ！　オ、オ、オオカミ！　ネムゾウ君！オオカミよ！早く逃げなきゃ！食べられてしまうわ！ネムゾウ君なんて丸々しているから格好のターゲットだわ！
イヤイヤ、メチャメチャかわいいあたしが最初に食べられちゃうかしら！

ネムぞう：　はっ？・・・・サクラちゃん落ち着いて！この人がウルさんだよ。

サクラ　 ：　この人って・・・人じゃなくオオカミじゃない！

ネムぞう：　そこは・・・まぁ、突っ込まないでよ・・・

サクラ　 ：　それに『ウル』だなんて、ウルフの２文字を取っただけじゃないの！

ウル　　 ：　・・・

ネムぞう：　・・・

ウル　　 ：　ネムゾウ君、ちょっと、ちょっと・・・彼女かわいい顔して結構言うね。

ネムぞう：　そうなんですよ。すみません。

サクラ　 ：　ちょっと！２人で何ゴチャゴチャ話してるのよ！！！
もしかしてネムゾウ君！あたしをオオカミに差し出して自分は助かろうなんて考えてないでしょうね？

ネムぞう：　サクラちゃん！落ち着いてよ！ウルさんはそんなオオカミじゃないよ。

サクラ　：　じゃぁ、どんなオオカミなのよ！

ウル　　：　お嬢さん、落ち着いて！僕はお嬢さんを食べようなんて思ってないですよ。

サクラ　：　お嬢さん！？そ、そうね・・・冷静になりましょ。
でも、お嬢さんだなんて・・・このオオカミさん結構いい人かもね♪

ネムぞう：　・・・なんだかな・・・

サクラ　：　えっ！何かしら？

ネムぞう：　いやいや何でもないっス。（汗）

サクラ　：　でも、油断は禁物だわ！ところでオオカミさん。

ウル　　：　ウルです！

サクラ　：　失礼ウルさん、ちょっと質問させて下さいね。
あなたは私達を食べないで、いったい何を食べているのかしら？

ウル　　：　そうだね、大好物はラーメンかな。特にインスタントラーメンが好きなんだ。
あと、カレーにピザにポテトチップスかな。

サクラ　：　ぷっ（笑）ラーメンにカレーにポテトチップスって子供みたい。

ウル　　：　ははは（笑）よくみんなから言われるよ。

ネムぞう：　おらもラーメン屋でウルさんと知り合ったんだよ。

サクラ　：　へ～っ、そうなの。ラーメン屋でね～っ・・・
ところであなたは何をしている人なのかしら？　突然この街にやってきて何をするつもり？

ウル　　：　サクラちゃんだっけ。僕は何も怪しい事をする為にこの街に来たんじゃないよ。
僕はね、悲しんでいる子供達や悩みで苦しんでいる子供達を元気付ける為に旅をしているんだ。
そんな子供達を笑顔にしてあげたいと思ってね。

サクラ　：　そ、そうなの・・・

ウル　　：　サクラちゃん。なぜ僕達は生まれてきたか考え事があるかい？
僕はね、こんな風に思うんだよ。
たった一人でもいい。　たった一人でもいいから、悲しいんでいたり、悩んでいたりする人を笑顔にしてあげる事。　その人を笑顔にして、心を救ってあげる事が出来たなら、それは自分が生まれてきた理由、意義があったって事。　そして、それをみんなが意識すれば、とっても素敵な世の中になる。
そう思わないかい？

サクラ　：　何だか・・・素敵！いったいウルさんって何者なの？

ウル　　：　ラーメン好きな、ただの男ですよ。

サクラ　：　あたしもラーメン好きだわ。♪

ネムぞう：　だから言ったでしょ！ウルさんはいい人だって。

ウル　　：　そうだ！サクラちゃん。この本を君にあげるよ。

サクラ　：　なに何？まぁ素敵なブルーの表紙の本ね。
【マスタードラゴンの教え】
マスタードラゴンって何かしら？

ウル　　：　まぁ、読んでみてよ。

ネムぞう：　おらもこの前読んだけど、とても勇気がでる本だったよ。

ウル　　：　それはよかった。

サクラ　：　すごく楽しみだわ。ありがとうウルさん。

ウル　　：　ところでネムゾウ君、今日は何か質問があったんじゃないの？

ネムぞう：　あっ！そうだった！でも、次回にします。（笑）