ふりかけが人気 ふりかけうんちくあれこれ
公開日:
:
最終更新日:2015/05/04
ふりかけ
「ふりかけ」
白いごはんにふりかけるだけ。おかずなんていらない。
これだけで十分なごはんのお供。
現在食品メーカーはもとより、それぞれの地域の特産品を使ったオリジナルふりかけがたくさん販売されています。
簡単に自分で作れるふりかけレシピも人気ですね。
その組み合わせも人それぞれ、全くのオリジナルふりかけが無限にできます。
今回は「ふりかけ」についてキャラクター達に語ってもらいましょう。
ウル
今日は「ふりかけ」について語ろうかと思うんだけど。
サクラ
いいわね。
ネムぞう
うんうん、ふりかけとご飯があればおかずなんていらないよね。
ところで「ふりかけ」はいったい最初に誰が作ったの?
ウル
業界団体の全国ふりかけ協会によると、熊本県で売り出された「ご飯の友」をふりかけの元祖として認定しているみたいだね。
ネムぞう
へ~っ、そうなんだ。熊本の誰が考案したのかな?
ウル
熊本の薬剤師 吉丸末吉氏によって作られたんだよ。
時は大正時代から昭和にかけて。
当時は食糧不足でね、カルシウムが不足していて、それを補う方法として「魚の骨を粉にしてご飯にかける」という発想を考えついたんだ。
サクラ
・・・う~んそれだけでは・・・
ウル
うん、だから小魚を乾燥させて粉末にして、青海苔、ごまを加えて調理して美味しく食べられるように加工したんだね。
そして、乾燥を防ぐ為、口の狭いビンにいれてコルク栓をして、蝋(ろう)で固着。
これが最初のふりかけ「御飯の友」なんだね。
ネムぞう
「御飯の友」かぁ、それって売られているのかな?
ウル
全国では売られていないようだけど、熊本県民の食卓には必ずあるといわれているみたいだね。
熊本県ではどんなスーパーでも置いてあるようだよ。
ネムぞう
是非元祖を食べてみたいな。
ウル
そうだね。そして戦時中では栄養食品であるふりかけの軍納は強制的で、とても貴重なものだったんだね。
サクラ
そんな歴史があるのね。
ところで海外では日本のようなふりかけはあるのかしら?
ウル
う~ん米を食べる習慣の国はいくつかあるけど、日本ふりかけのようにパッパッとかけるドライタイプのようなものは日本独自かな。
とはいえ、台湾には豚肉を乾燥させて甘辛く味付けされた茶色くてふわふわした食感のものがあったり、韓国にも日本のようなふりかけがあるみたいだね。
ネムぞう
サクラちゃんはどんなふりかけが好きなの?
サクラ
あたしは「ゆかり」かな。あのシソの風味がいいもん。
ネムぞう
おらはカツオタイプのものが好きだな。
ねぇ、ウルさん、人気のふりかけってどんなの?
ウル
やっぱり「のりたま」はベストセラーだね。
1960年の誕生以来だから超ロングベストセラーになるね。
当時、のりと卵は高級品でね、丸美屋食品の社長さんが旅館の朝食のような贅沢なおいしさを
家庭でも手軽に味わえるような食品を開発しよう!そう思い立って作られたんだね。
ネムぞう
1960年ってすごいよね。半世紀は経ってるね。
「のりたま」は普通に違和感なくどこでも見るもんね。
サクラ
ごはんのおいしい国に生まれてよかったわ。
ネムぞう
だね♪
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