インフルエンザ予防策 この5つだけは覚えておく
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最終更新日:2014/11/18
健康
毎年冬になるとインフルエンザが猛威を振るいます。
インフルエンザは普通の風邪とは全く別物。
インフルエンザはインフルエンザウイルスが原因だが、風邪は原因となるウイルスがはっきりしていません。
なので、インフルエンザにはワクチンがあるのに対して風邪にはワクチンがありませんよね。
なので、インフルエンザを軽く考えずに、人にうつさないように自身で予防しておく事はとても大事な事です。
そして、5つの予防策とは
【その1】予防接種
まずは、何といってもこれ!
ワクチン接種です。
接種の時期はインフルエンザが流行る前の11~12月中。
体内で抗体が作られるまでに1~2週間かかる為、この時期がオススメなんですね。
注射は1回でOK。
1回の注射で3~4ヶ月の効果があり、最長で6ヶ月効くそうです。
ただし、インフルエンザウイルスにはさまざまな型があり、接種したワクチンと違う型が流行ると、感染する可能性はあります。
しかし、接種しておけば症状が軽くなるといわれています。
【その2】手洗い&うがい
これはおそらく、子供の頃から言われている事なので一括りにまとめますね。
まずは『手洗い』
接触感染予防には手洗いが一番!
色々な場所で手を媒介する機会は至るところにありますね。
この手洗いは自分ではやっているつもりでも、きちんとやれていないのが現状。
以前のおにぎりの記事で、しっかり洗ったつもりでも、かなりの雑菌が手に残っているという話をしましたが、→ 関連記事はこちら
では、具体的にはどのように洗えばいいのか?
手の表面だけでなく、指の間、爪の中、肘まで腕全体をまんべんなく洗うのが理想とされています。
時間にして30秒ぐらいでしょうか。
そして『うがい』ですが、
実は正しいうがいの方法があるんですよ。
まずはガラガラの前に口の中をゆすぐ。
口の中というのは、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎球菌などの細菌が存在します。
これらの細菌はプロテアーゼやノイラミニダーゼという酵素を作るのですが、この酵素は喉の粘膜層を破壊してしまうんです。
そうすると、粘膜細胞にウイルスが吸着しやすくなってしまうんですね。
なので、まずは口の中の細菌や汚れを洗浄する必要があるという事なんです。
そして、その後にガラガラして下さい。
もし、うがい薬でうがいをした場合は、最後にもう一度口の中をゆすいで下さいね。
【その3】栄養バランスのいい食事を取る
なかなか、意識して出来ないのが食事。
とりあえず覚えておきたいのが「たんぱく質」
これは免疫細胞のもとになるもの。
そして、ビタミンAやCを含む緑黄色野菜や海藻。
ビタミンAはウイルスの浸入を防ぎ、
ビタミンCはウイルスに対する抵抗力を高めるもの。
具体的な冬野菜とは
大根・白菜・かぶ・ねぎ・カリフラワー・ほうれん草・小松菜・春菊・ごぼう・にら・みかんなど・・・。
海苔はかなりビタミンAが豊富に含まれていますよ。
【その4】湿度調整
冬にインフルエンザが流行るのは、冬の低温と乾燥がウイルスの活動に一番適しているからなんですね。
乾燥した空気はウイルスの大好物。
それを防ぐには加湿器。
なければ、濡れたタオルなどをハンガーにかけて部屋に吊るしておく。
理想の湿度は50%~60%。
これは日中も睡眠時も同様。
そもそも、適度な湿度は粘膜の保護に役立ちますね。
喉が乾燥しているとウイルスは一気に増殖しますよ。
【その5】NK(ナチュラルキラー)細胞の活性を高める。
これはどういう事かというと、体の免疫力を高めるという事。
先程の予防接種は後天的に獲得する獲得免疫。
そしてもう一つ、もともと人間に備わっている自然免疫がNK細胞
このNK細胞は人間に害のある異物が体内に入ってくると、それを殺そうとする細胞。
しかし、この免疫力が弱いと、害のあるウイルスに太刀打ちできないんですね。
だから、このNK細胞を活性化する必要がある。
しかし、やっかいな事にこのNK細胞は強いストレスを受けると活性化が落ちてしまう。
そして、全くストレスを感じない状態でも落ちる。
じゃあどんな時が活性化するのか?
それは適度なストレスの時・・・・
適度なストレスとは・・・軽い運動をする事。
でもね・・・なかなか出来るわけない!そうですね。その通り。
では、どうすればいいのか。
それには食生活を工夫する。
さきほどの“その2”でも書きましたが、ビタミンCとβグルカンはNK細胞を活性化してくれます。
βグルカンはキノコ類に含まれる成分。
しかし、かなりの量が必要で毎日摂取する必要がある。
もっと、いい食品はないのか。
毎日摂取できるもの。
それが、あるんですね。
それは、乳酸菌。
特にR-1という乳酸菌。
そして、このR-1が入ったヨーグルト類は市販されていますね。
乳酸菌を摂取してから効果が発揮するまでは2週間かかるそうです。
このR-1乳酸菌はNK細胞を活性化する以外にも、
・二日酔いが大幅に改善。
・胃もたれが解消
・腸の調子がよくなる
・美肌効果
・体質が変化し花粉症も直るなどの報告もあります。
今からR-1乳酸菌で免疫力アップをしてみませんか。
勘違いしないように念を押しますが、NK細胞を活性化するとは、
インフルエンザに100%かからないというものではありません。
かかりにくくする。治りやすくするという事ですので、勘違いしないようにね。
“その1”の予防接種をせずにこの冬に挑む人は、是非“その2~その5”を実践して
体調を常に意識して乗り切りましょう!
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