いちごの旬の時期　本当の旬の時期を知っていますか？本当の旬は・・・

冬になると、そうですねクリスマス前になると「いちご」が市場に出回ります。

理由はもちろんクリスマスケーキに使うからなんですね。

「いちご」はあの可愛らしい色、形にいつでも人気がありますよね。

イチゴ狩りにしても、たぶん皆さんは1月～3月頃に出掛けるのではないでしょうか。

そういった事もあり、「いちごの旬」は“冬”と思いがちですが・・・実は違うんですね。

ネムぞう
そろそろ、いちご狩りのシーズンだよね。 サクラちゃん行こうよ！

サクラ
いいわね～いちご。 甘くて、おいしくて、カワイイ！ でも、いちごって冬が旬だっけ？

ウル
いちごの旬は、本当は冬ではないんだよ。 本来いちごは4月に白い花を咲かせ5～6月に実るもの。
だから5月～初夏にかけてが本当の”旬”なんだ。

ネムぞう
えーっ！そうなの？
＜クリスマスケーキ＝いちご ＞そんなイメージがあるから冬かなと思ったよ。

ウル
そうだね。 スーパーでも出回るのが冬だからね。

サクラ
何で冬がピークになるのかしら？

ウル
やっぱり、クリスマスシーズンに合わせている所が大きいかな。
ケーキ屋さんだけではなく、色々な外食チェーンでも、いちごフェアなるものをやったりするよね。
いちごパフェとかいちごのデザートとかね。
間違いなく人気のフェアになるんだ。
いちごは万人ウケするからね。

サクラ
ということは、農家の方がビニール栽培や温室などで管理して、本来の旬より早く出荷しているって事よね。
栽培技術の向上か～。
農家の方の努力って事よね・・・

ネムぞう
でも・・・何か複雑だな～。
旬じゃないし・・・

ウル
うん、他にも問題があってね。
残留農薬なんだけどね。

サクラ
残留農薬！？

ウル
普通野菜とか水でゴシゴシ洗ったりするでしょ。
でも、いちごはデリケートでゴシゴシ洗うわけにはいかないよね。
それにいちご狩りなんかは、そのまま実っている物をもぎって口に入れるしね・・・

ネムぞう
・・・

サクラ
・・・

ウル
もちろん最近はできるだけ農薬を使わずに育てる農家さんが多くなってきているけどね。
いちごは本来病気に弱く、虫も付きやすいんだ。
そして、流通するには形のいい物を出荷する必要がある。
そのためのケアや葉に付いた害虫を一つ一つ確認しながら取り除く作業は大変な苦労なんだね。
そういった意味もあり、農薬も使わざるをえないって事かな。
でもこれは、農家の人が悪いって事ではないんだ。
まぁ、社会の仕組みというか、むずかしい問題が色々あるって事。

サクラ
一番安心して購入する方法はあるのかしら？

ウル
そうだね。一番いいのは本当の“旬”の時期5月に露地栽培されたいちごを購入するのがいいね。

ネムぞう
露地栽培って？

ウル
露地栽培とは、ハウスや温室などを使わずに、自然の気候条件や土壌で栽培された野菜や果物の事。
本来の自然の条件で栽培されたものなんだ。
もちろん、形が悪かったり、小さかったりして市場に出回らないものが多いけどね。

サクラ
農家の方が自分達で食べる物の事よね。
それが、一番おいしくて安全という事よね。

ウル
そういう事。
5月にいちご狩りスポットに行って、もし道路脇で朝摘みの露地栽培いちごが直売されていたら迷わず買いだね。
きっとスーパーで買う「いちご」よりおいしいと思うよ。

ネムぞう
そうか！サクラちゃんいちご狩りは延期だね。
ゴールデンウィーク狙いで行こう！

サクラ
そうね、本来の“旬”のいちごが食べたいわ。

ネムぞう
と、いう事でウルさん車の手配よろしく！

ウル
え、あっ、う、うん。

サクラ
う～ん楽しみ♪ ウルさんとドライブね。